読書会の記録(18.7~19.12)

埼玉県大里郡寄居町で開催した読書会の記録です。

寄居読書会四回目、無事終了いたしました!

寄居読書会四回目が、無事終了いたしました!

今回の課題本は、サン=テグジュペリ星の王子さま』。本屋「ネコオドル」店主様の推せん本です。

5名の方にお集まりいただきました!来て下さった方、本当にありがとうございます!
チラシ設置やSNSなどで告知にご協力いただいた皆様にも、本当に感謝しております!

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さて今回は、まず自己紹介で、星の王子さまにちなんで以下の質問をさせていただきました。

①度々思い出す、子供時代の情景
②今まで生きてきて、命の危機を感じたこと

①子供時代の情景は、氷室冴子高橋留美子ズッコケ三人組など懐かしい名前が。

友だちの家に遊びに行って漫画を読んでいたこと、イチモンジセセリの思い出、ストーブのある暖かい家の情景、夏休みの読書感想文の思い出、等々、皆様色々と「子供時代」をお話してくださいました。

サン=テグジュペリは、自然豊かなサン=モーリス城の思い出を生涯心に抱き続けていましたが、きっと人それぞれ、心の中に子供時代があるのでしょうね・・・

②「命の危険」も、皆様それはそれは恐ろしい体験をされていて、背筋が凍りました。

 

次に、サン=テグジュペリの年譜を確認、作品の感想を自由に話してもらいました。

お話があったのは、

・バラと王子さまの関係・・・バラはバラで傷ついていたのでは
・読む年齢で印象が全く違う
・最後がとても悲しい
ロマン主義
・頭ではなく、感覚で読むお話
サン=テグジュペリがなぜ飛び続けるのかよく分からなかったけれど、「実際に参加すること」が大切だったのかもしれない
・「バラのためにひまつぶしした」という表現・・・捨て猫。難民問題。宮沢賢治

サン=テグジュペリにとって、「飛ぶ」というのは苦しいことでもあったのかも知れない

などなど。色々な感想があがりました。

 

星の王子さま』、親しみやすいようでいて、難しく、尽くせぬ味わいがありますね!

楽しかったです。

さて、次回は萩原朔太郎猫町』です!