ヘミングウェイ『老人と海』読書会、開催終了いたしました。
ヘミングウェイ『老人と海』読書会、開催終了いたしました。
4名の方に集まっていただきました。
残暑厳しいなか、ありがとうございます!
下記、みなさまの感想です。
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M.K
人々が求めているような、物語の形なのかな、と思います。
続編として「少年と海」なんてあったら読みたいかな(笑)
M.S
老いにも、痛みにも、海の上の孤独にも屈しないサンチャゴ…。
強いなあ、と思いました。
N
サンチャゴの、マカジキとの苦闘は、徒労に終わってしまったかのように思えるけれど、それでも彼はそれほど落胆せず、むしろ満足しているのかもしれないと思った。
年老いても自分に負けずに最後まで戦ったから。
S
少年に見守られながらライオンの夢を見るサンチャゴ、どうかそのまま穏やかな老後を過ごして欲しい…。
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「マッチョ」「ハードボイルド」「海の男」「男のロマン」といった、力強く、こってりとした?イメージが皆様からあがりました。
小説の最初、入りづらかった、昔読んだとき(今も)あまり響かなかった、などなど、少々とっつきにくい作品でもあるようです。
マノーリンとの心温まるやり取りをお好きな場面にあげた方が多く、サンチャゴが帰って来て、本当に良かったなあ…と思いました。
悲しい最期を迎えたヘミングウェイ。「強さ」「男らしさ」は、心のうちに潜む「弱さ」からくる反動なのかもしれない、とも思いました。
今回時間の配分が甘く、作家の生涯を読めず…。失礼しました。。
もう少し確認するようにします。
下記、次回以降の開催予定です。
■ 9月29日(日)14~16時
課題本:新美南吉『ごんぎつね』
場所:寄居町立図書館2階アトリエ
〒 369 1203 埼玉県大里郡寄居町大字寄居1296-1
■10月14日(月・祝)14~16時
課題本:未定
場所:着物リメイク、洋服リフォーム工房兼ショップ「アトリエ・リカ」
〒369 1203 埼玉県大里郡寄居町寄居973-1