読書会を開こうと思ったきっかけ
初めて参加した読書会は、近代詩伝道師のPippoさんが開催されている「ポエトリーカフェ」という詩の会。
その会が、すごく良かったのです。
新美南吉の会だったのですが、そこで出会った「でんでんむしのかなしみ」という詩にとても胸打たれました。
その時自分の中でわだかまっていたものがほろほろと溶かされて、熱い感情が広がっていき、言葉でこんなに気持ちが変わるものなのか、とびっくりしました。
また、その会に集っている人それぞれが、心からの言葉を発し、一つの詩にみんなでじっくりと向き合っていて、なんて素敵な会なんだろうか、と感じました。
その時から、いつか読書会をやれたらいいなあと思っていたのですが、ついつい先延ばしに・・・
もう少し知識をつけてから、と思っているうちに日が経ってしまい、うかうかしているとやらずに死んでしまうかな、と思い、このたび思い切って始めることにしました。