寄居には、宮沢賢治の歌碑があります。
大正7年、秩父への地質調査の途中、賢治は寄居に立ち寄ったそうです。
----------------------------------
毛虫焼くまひるの火立つこれやこの
秩父寄居のましろきそらに
つくづくと「粋なもやうの博多帯」
荒川ぎしの片岩のいろ
----------------------------------
この歌碑があるあたりは、「玉淀」と呼ばれていて、玉のように美しいという意味で名付けられた地域だそうです。
道なりに荒川が流れていて、緑がたくさんあり、少し遠くには山が見えます。
澄んだ水がさらさらと流れる荒川は本当にきれいで、ここを通ると胸がスーッとします。