「『夜廻り猫』を語る会」を終えて
土曜日、「『夜廻り猫』を語る会」を開催しました。
私含む4名で、お酒をたしなみながら語りました。
参加者の方、おつまみや甘いものを持って来てくださり、ありがとうございます!
まず、皆さまに簡単に感想をお話していただきました。
今回は記録をとっておらず、記憶が少しおぼろげなのですが(すみません…)、
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・どのエピソードも本当にいい。キャラクターが立っている。
・これは、猫を描いているけれど、「猫の漫画」ではないな、と思った。
・生きづらい人への温かさがある。
・人との絆も書いているけれど、子を愛せない親の気持ち、なども決して否定していない。
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などとお話してくださいました。
平蔵やワカルが実際に来てくれることは、悲しいかな、有り得ないことなのですが、『夜廻り猫』を読むことによって、私たちは夜廻ってもらっているんだなあ…としみじみ感じました。
そして、今まで飼ったことのある動物についてのエピソードも語っていただきました。
動物を飼うということは、別れの悲しみも引き受けることなのですね。
色んな犬や猫たちの話を聴いて、胸が熱くなりました。
虹の橋の向こうで、奴は待っているのだろうか…
最後まで看取ったり、病気の手当てや日々の散歩や食事など、「可愛い」だけでは済まないのが動物を飼うということですが、その関係は、人との関係とはまた違った、かけがえのない大切なものだなと思います。
最後に、好きな動物本をご紹介していただきました。
下記、紹介の本です。
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・姫野カオルコ 『昭和の犬』
・遠藤周作 『母なるもの』
・桑原奈津子 『パンといっぴき』『パンといっぴき 2』
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ご参加くださった方々、ありがとうございました!