読書会の記録(18.7~19.12)

埼玉県大里郡寄居町で開催した読書会の記録です。

「『夜廻り猫』を語る会」を終えて

f:id:yoriidokushokai:20190602215300j:plain

 

 

土曜日、「『夜廻り猫』を語る会」を開催しました。

私含む4名で、お酒をたしなみながら語りました。

参加者の方、おつまみや甘いものを持って来てくださり、ありがとうございます!

 

まず、皆さまに簡単に感想をお話していただきました。

今回は記録をとっておらず、記憶が少しおぼろげなのですが(すみません…)、

-------------------------------------------

・どのエピソードも本当にいい。キャラクターが立っている。

・これは、猫を描いているけれど、「猫の漫画」ではないな、と思った。

・生きづらい人への温かさがある。

・人との絆も書いているけれど、子を愛せない親の気持ち、なども決して否定していない。

-------------------------------------------

などとお話してくださいました。

 

平蔵やワカルが実際に来てくれることは、悲しいかな、有り得ないことなのですが、『夜廻り猫』を読むことによって、私たちは夜廻ってもらっているんだなあ…としみじみ感じました。

 

そして、今まで飼ったことのある動物についてのエピソードも語っていただきました。
動物を飼うということは、別れの悲しみも引き受けることなのですね。

色んな犬や猫たちの話を聴いて、胸が熱くなりました。

虹の橋の向こうで、奴は待っているのだろうか…

 

最後まで看取ったり、病気の手当てや日々の散歩や食事など、「可愛い」だけでは済まないのが動物を飼うということですが、その関係は、人との関係とはまた違った、かけがえのない大切なものだなと思います。

 

最後に、好きな動物本をご紹介していただきました。
下記、紹介の本です。

-------------------------------------------

姫野カオルコ 『昭和の犬』

遠藤周作 『母なるもの』

・桑原奈津子 『パンといっぴき』『パンといっぴき 2』

-------------------------------------------

 

ご参加くださった方々、ありがとうございました!