第10回読書会 坂口安吾『桜の森の満開の下』無事終了いたしました。
場所は戦国時代の城跡、鉢形城跡。樹齢150年を超える桜が咲いているのです。
お天気はあいにくの曇りでしたが、桜の木の下で『桜の森の満開の下』を読むという、何とも素敵な体験をしました。
途中寒くなって来て、「ネコオドル」に移動して続きを行いました。
今回は参加者の方のご提案のお花見読書会だったのですが、「桜」を季語に俳句を読むというチャレンジ企画も!
以下皆様の俳句です。
・寒空に酒と鬼との江戸彼岸 M・K
・山賊が桜の森に迷い死に M・M
・ふるさとの鉢形城址でお花見だ M・S
・空白く木と木の間に桜色 M・S
・遠い日の胸の痛みの春の花 N
・満開の桜の森で時を識る Y・S
今回の課題本は、とても難しい作品だな…と感じていました。
皆様と色んな角度から『桜の森の満開の下』を眺めて、話して、朗読して、やっぱり難しい作品なのですが、その謎を深く感じ取ることができました。
参加者の方々、ありがとうございました!
次回は4/28(日)武者小路実篤『友情』です。楽しみです!